神社のいろは ♯10 手水の使い方
こんにちは。
神社のいろは ♯10 手水の使い方についてです。
(神社のいろはを参考に学んでいく自己満足のための内容です。ご了承ください。)
神社にお参りする際は必ず手水舎で清めてから入ると思います。
人の家に入るときに必ず手を洗いますよね。
それと一緒で神様の自宅といっても過言ではない神域に入るのですから、手は洗うのがマナーです。
今はコロナの影響で手水舎が使用禁止となっているところも多いですが、マナーを知っておくのは参拝するうえで重要であると思います。
なので、手水の使い方についてまとめたいと思います。
神社参拝の作法の基本として、心身を清め、神様に対面し、日ごろの患者を捧げ、願いを伝え、神意を聞くことにあります。
一礼して鳥居をくぐり神域に入ると、参道わきに手水舎があります。
「洗心」(心を洗う)あるいは「浄心」(心を浄化する)といった文字が刻まれた鉢に水がたたえられています。
ここで手を口を漱ぎますが、これは禊を簡略化したものです。
『古事記』には伊邪那岐命(いざなきのみこと)が使者の国である読みの口から帰ってこられたときに、身に着けているものをすべて脱ぎ、水に浸かって禊祓(みそぎはらえ)をしたことが書かれています。
これが禊の起源です。
古い神社の多くは清流の近くにあり、この清流は参拝する人が禊をして身を清める場所でもあったのだそうです。
今でも伊勢の神宮や京都の上賀茂神社には傍らを流れる川に石畳がしつらえられ、御手洗が設けられています。
伊勢の御手洗は本当にきれいでなんだか見てるだけでも身が清められる感じがしますね。
多岐に打たれるのも、茶室に入る前に手や口を清める蹲(つくばい)も同じ考えからきたそうです。
さて、手水舎の水を使って身を清めることを「手水を取る(使う)」といいます。
その手順は①左手、②右手、③口(左手に水をのせて)の順で清めていきます。口をすすぎ終えたら一度左手を水で流しましょう。
※神社のいろは参考
濡れた手はしっかり拭いて、神様に合う準備を整えていきましょう!
では。