神社のいろは ♯12 拝礼、拍手の仕方
こんにちは。
神社のいろは ♯12 拝礼、拍手の仕方についてです。
(神社のいろはを参考に学んでいく自己満足のための内容です。ご了承ください。)
賽銭を入れ、鈴を鳴らしたら、いよいよ拝礼ですね。
拝礼の基本作法は「2拝2拍手1拝」です。
①直立伊姿勢から背を平にして90度腰を折り、頭を下げます。これを2回繰り返します(2拝)。
②両手を胸の高さに合わせて、右手を少し引いて2回手を打ちます(2拍手)。その後胸の高さで両手をきちんと合わせて祈ります。
③手を卸、最初と同じように頭を下げます(1拝)。
これより丁寧な気持ちを表す場合には、2拝2拍手1拝の前後に会釈を行います。これを「揖(ゆう)」といいます。この拝礼の作法は、基本的に、神職の神拝作法に準じたものです。
さて、拍手についてですが、「柏手(かしわで)」または「開手(ひらで)」ともいいます。
これは日本古来の拝礼作法で、『魏志倭人伝』にものっていたとのことです。また、『日本書紀』にも天皇が即位されるときにこれらの作法が記されています。
これらの神様への礼儀作法は歴史的にはさまざまなものがありましたが、明治時代からこの2拝2拍手1拝という作法が一般化したそうです。
神社によっては、今日でも伝統的な作法で行っているところもあり、代表的なところで伊勢の神宮の神職が行う「8度拝8開手」(座った位置と立った位置で拝を行う起拝を4回、続けて座して8度拍手し、最後に軽く手を一つ内、次に座したまま1拝、これを2度繰り返す)や出雲大社の「2拝4拍手1拝」がそうらしいです。
間違いないように参拝したいですね。