おすすめ漫画 ♯4 『プリンセスメゾン』
こんにちは。
今日、お勧めしたい漫画は『プリンセスメゾン』です。
池辺葵さん著の漫画です。
これも以前、やわらかスピリッツで連載されており、2019年12月に閉鎖してしまいましたが、「モチイエ女子web」でも連載されていたものです。
あらすじは、居酒屋の社員の沼越さんがモデルルームを巡り、”運命の物件”を探すという内容です。
女性一人でマンションを買うというのは最近ではよくあることかと思いますが、7年前、まだ私が社会人になってそう経っていないときには衝撃を受けました。
私は大学を卒業するまで実家に住んでいましたが、一人部屋がない生活を送っていました。
そんな私だからこそ、「自分の城」とも呼べる家に憧れを抱いて読み始めたのかもしれません。
この漫画に出てくる女性たちはみんな各々の魅力を持っており、共通していえることといえば、みんな「自分を持っている」といったところでしょうか。
自分で稼いで自分で使い、自分の好きなことを一生懸命行う。
親に助けてもらいながら生活していた私にとって、「孤独で自由でかっこいい」、素敵な女性に映ったのではないかと思います。
1巻に載っている沼越さんの言葉で、『大きい夢なんかじゃありません。自分次第で手の届く目標です。家を買うのに自分以外の誰の心もいらないんですから。』(1巻175P)というのがあります。
そんなことをスパッと言えるのが本当にすごいなと。
心を奪われました。
自由は責任も自身ののしかかってくることです。
時には助言をもらいつつ、自身で責任をもって決めていけるそんな人になりたい、
そんな沼越さんを見習って、自分の目標に向けて一歩ずつ、向かっていけるようになりたいなと、そんな風に思う作品です。
ぜひおすすめです。