終戦記念日 靖国神社の御朱印、祖父の戦争の話
こんばんは。
今日は8月15日、終戦記念日ですね。
終戦から76年が経ちます。
私は毎年、終戦記念日に靖国神社に両親とお参りにいく習慣があります。
今年は朝の7時半に到着し、参拝してきました。
このご時世でもありますので、ささっとお参りして御朱印をいただき、帰ってきました。
戦争の痛ましさは忘れてはいけませんよね。
今日は戦争経験者、私の祖父の戦争真っただ中の時の話をしたいと思います。
私の祖父は特攻隊(特別攻撃隊)の特攻機の整備士をしていました。
航空特攻、いわゆる神風特別攻撃隊は皆さん聞いたことがあるのではないでしょうか。
特攻隊として出発していく仲間たちを見送っていたそうです。
そんな祖父も特攻隊として特攻機で出撃しなくてはならなくなりました。
色々身辺を整えており、出撃数日前で終戦となったそうです。
祖父は去年、96歳で亡くなりましたが、亡くなるまでその時のことは忘れなかったそうです。
祖父の自宅には特攻隊として出撃していった仲間たちの名前が記載された書物があります。祖父はそれをとても大事に持っていました。
叔父はその書物を祖父の棺に一緒にいれて、燃やそうとしていましたが、直前になって、「こんな貴重なもの、燃やさないでおこう」とおもむろに本を棺から取り出しました。
叔父はその本を大事に抱えながら、祖父を見送りました。
今も祖父の家に大事に置かれています。
何が正解とかはありませんが、こんなことが昔はあったと私たちが知っていなくてはいけないことは確かかなと思います。
今の平和はこれらの歴史の上で成り立っています。
政治に興味を持って、しっかり自分の考えを持って暮らしていきたいなと思います。