神社のいろは ♯18 昇殿参拝の作法①、玉串料と服装
こんばんは。
神社のいろは ♯18 昇殿参拝の作法①、玉串料と服装についてです。
(神社のいろはを参考に学んでいく自己満足のための内容です。ご了承ください。)
改まって参拝したいときや、特別な祈願がある場合には、社務所か授与所で申し込み拝殿内で参拝することができます。
神社によっては神楽殿で行う場合もありますが、これを昇殿参拝、もしくは正式参拝といいます。
特に願い事に関する祝詞をあげてもらう場合には、ご祈願やご祈祷ともいいます。
ご祈願やご祈祷の場合、お願いしたい内容をあらかじめ告げ、玉串料を収めてお祓いを受けてから、神職の案内で昇殿します。
玉串料とは、神様にお供えする金品のことをいいます。
ご神前に金品やお酒などを奉納するときの表書きは「玉串料」「御榊料」「初穂料」や「御神前」「御供」などが一般的です。
服装は、普段の参拝とは違い、ご神前により近づくので、一定の配慮が必要です。
洋装の場合、男性は略礼服(ブラックスーツ)やダークスーツなど、華美にはならないネクタイ・ジャケットを着用し、女性の場合はそれに準ずる服装がふさわしいでしょう。
和装の場合は、男性は紋付き袴、女性は黒の留袖・振袖を最上位の正装(「五つ紋」)とし、場に応じて「三つ紋」、「一つ紋」となります。
とりあえず特に女性は華美になりすぎない格好を心掛ける必要がありそうですね。
拝殿では、経って拝礼する立礼か、座っての座礼かのどちらかになります。
立札の場合は胡床などの腰掛を用い、座礼の場合には正座をします。
座礼の時に注意しなくてはいけないのが、本殿の真ん中に当たる中央線には座らないことです。
正中は神様の通り道になるので、境内を歩く時と同様に注意が必要です。
座礼については次の時に詳しく載せていきたいと思います。
それでは。
神社のいろは ♯17 破魔矢
こんばんは。
神社のいろは ♯17 破魔矢についてです。
(神社のいろはを参考に学んでいく自己満足のための内容です。ご了承ください。)
正月の授与所で人気なのは破魔矢です。
これは魔除けの飾り矢で、絵馬や鈴が付けられていて「御神矢(ごしんや)」とも呼ばれます。
私も厄年のときには破魔矢を机の上に飾っておいていました。
破魔矢は現在も全国各地の神社で正月にみられる弓射の行事に由来するとも言われているそうです。
弓射の行事にはいろんな形態があるそうで、武芸の奉納や年占神事(その年の作況を占う年頭)などが有名です。
また、男児の初正月を祝って贈るという風習もあったそうです。ちなみに、男児が破魔矢なのに対し、女児の初正月には羽子板が贈られていたそうです。
羽子板はどこから来るんだろうと思っていましたが、同じ、神聖なものだったんですね。
破魔矢は、その年の干支が描かれた絵馬がついたりしていて、一年間、お飾りする縁起物です。
縁起物は、年初や縁日に参拝者に授与され、飾っておくと神仏の加護が得られ縁起がいいとされているものです。
注連縄や門松などの正月飾りをはじめ種類はさまざまだそうです。
お正月近くになるとスーパーにもお飾りがたくさんありますよね。
もし、飾る習慣のない家庭やひとり暮らしを始めた人は、ぜひ飾ってみるといいかもしれません。
私も可愛いものを今年も飾ろうかと思います。
ちなみに、「縁起」とはもともと仏教用語で「因縁生起(いんねんしょうき)」、つまり、さまざまな「因縁」によって「物事が起きる」ことをいうそうです。
一方で、縁起は物事の吉凶の前触れ、その理由といった意味もあります。
吉凶の前触れという意味から、江戸時代になって「縁起がいい」とか「縁起をかつぐ」といった表現が生まれ、縁起祝い、縁起直しなどの風習となって広く一般に普及したそうです。
縁起を担ぐのに、氏神様のところでみてみてもいいかもしれません。
それでは。
神社のいろは ♯16 お札、お守り、神様の数え方
こんばんは。
神社のいろは ♯16 お札やお守り、神様の数え方についてです。
(神社のいろはを参考に学んでいく自己満足のための内容です。ご了承ください。)
どこの神社にも、お札やお守りを頒布している場所があります。
社務所の場合もありますが、これを授与所といいうそうです。
お守りが売っている場所に授与所と書いてある場所は多いですよね。
絵馬もここで頒布してもらえます。
お札は「お神札(おふだ)(しんさつ)」や「神符(しんぷ)」、「守札(まもりふだ)(しゅさつ)」とも言われ、一般に言うお守りは守札に含まれるそうです。
お守りはおふだを小型化したようなものだそうで、神様の力を宿したものとも考えられています。
さて、お札やお守りを数える単位は「体(たい)」で、「一体、二体」と数えます。神様については人柱、二柱というように「柱(はしら)」を単位に数えます。
その理由は、人々は神様に依りつく樹木をご神木として神聖視してきたことがあると思われます。
他にも「二座、三座」などと「座(ざ)」を単位に数えることもあるそうです。
ちなみに神輿は「基」で「一基、二基」というそうです。
神様の数え方には気を付けないとですね。
今週のお題 「爆発」 爆発を抑える方法
今週のお題「爆発」
こんばんは。
私の爆発といったら縮れ毛天パですね笑
ドラマ「君はキレイだった」の小芝風花ちゃんの比にならないほどの爆発具合を小学校のときに炸裂させていました。
画像引用:8カンテレ「彼女はキレイだった」
こんだけ、顔が可愛ければいいですよね...涙
当時、私は縮れ毛天パに加えて、リンスするのがめんどくさく、髪のお手入れをめちゃくちゃさぼっていました。
その結果、もともとでかい顔が一段とでかく見えるくらいの頭のボリュームに...
そこで私がとっていた対策は前髪は留めて七三分け、髪は短髪、もしくは横で二つに結ぶ形をとっていました。
これで、なんとかボリュームを抑え過ごしていました。
この経験から、私はもし、子供を授かることができたら、絶対に髪質は気をつけさせてあげたいなと思います。
今の対策はマシェリのヘアオイルとサンコールフェルエケアパックを使用して、なんとか神のボリュームを最小限に抑えています。
オイルは塗りたくり、ケアパックも使いまくっています。
出不精の私は美容院に行くのもとても億劫...。
そんな中、これらの対策を行っていることで、美容院に行く頻度を大幅にカットできる!!
これはやめられない...
マシェリのヘアオイルはにおいもよくてつけててとても気分がいいです。
サンコールは神がとぅるんとぅるんになります。
本当だったら数日に一回使えばよいのですが、私は結構頻繁にトリートメント代わりに使用をしています。
美容院に行く億劫さと美容院代を考えると悪くないので、これを数年間ずっと続けていますね。
髪にお悩みの方、ぜひおすすめです!
神社のいろは ♯15 絵馬とおみくじ
こんにちは。
神社のいろは ♯15 絵馬とおみくじついてです。
(神社のいろはを参考に学んでいく自己満足のための内容です。ご了承ください。)
神社に来たら目につく一つとして、絵馬があります。
境内には絵馬がつるされている絵馬掛けや絵馬殿があるところもあります。
絵馬は、神々にお願いする際に、本物の馬を奉納していたことに由来するそうです。
古くから馬は神の乗り物とされおり、これを神馬といいます。
今も大きい神社には神馬がいる人馬舎をみかけますね。
生きた馬が奉納できないときは、木彫りの馬像や板絵などを奉納しましたが、それが絵馬となっていったそうです。
室町時代から馬以外の図も現れ、大絵馬には武者や歌人、小絵馬には祭礼の模様や絵と、祈願の内容などさまざまだったようで、これらの小絵馬が現代へとつながっているそうです。
さて、おみくじについてです。おみくじは御神籤と書きます。
その起源は古代に遡り、当時は亀の甲羅を焼いて、そのひび割れ方で神様のご威光をうかがう亀卜(きぼく)が行われていました。
『日本書紀』にも紙片などで作ったくじで神慮をうかがったことなどが記されています。
語源は、くじの携帯から「串」だとする説や、訴訟やもめ事などを構成に判断する「公事」から来たとする説など諸説あるそうです。
現在のようなおみくじの形態が生まれたのは鎌倉時代のことといわれています。
御神籤が境内の木の枝に結ばれていますが、これは願い事が「結ばれるように」との思いからきているそうです。
指定の場所に結んで、願い事をしてみるのもいいかもしれません。
おみくじにはさまざまな種類があります。
全国各地でおみくじをみてみるのもいいかもしれません。
それでは。
おすすめ漫画 ♯5 『ひとりぐらしな日々』
おはようございます。
今日は私の好きなコミックエッセイの紹介をしたいと思います。
この本を買ってから、コミックエッセイというものを知り、集めるまでに至りました。
たかぎなおこさん著の『ひとりぐらしな日々』(ひとりぐらしシリーズ)です。
このエッセイは当時大学生であった私に、一人暮らしの憧れを植え付けた作品です。
これは2004年~2010年に発行された『ひとり暮らしをとことん楽しむ!』に掲載された連載「たかぎなおこのお気楽ひとり暮らし」に書き下ろし作品を加えて、再編集したものだそうです。
ひとり暮らしの大変さや自由さ、家のインテリア、食事についてなど、色々な内容が載っていますが、どれもこれも楽しそうに行っている姿がとても印象的です。
絵も可愛くて、とても読みやすい作品です。
コミックエッセイはその人自身の話を書いているものですが、実際のことが書かれていると、自分もやってみようっていう気がとても強く出てきます。
これからひとり暮らしをする人、ひとり暮らしをしている人、昔ひとり暮らしをしていた人、誰がみても楽しめると思います。
ひとり暮らしのシリーズはたくさんあります。
ぜひ、おすすめ!
また、たかぎなおこさんのほかの作品を紹介させていただきます。
それでは。
神社のいろは ♯14 真榊と五色布
こんにちは。
神社のいろは ♯14 真榊と五色布ついてです。
(神社のいろはを参考に学んでいく自己満足のための内容です。ご了承ください。)
五色布とは榊に5色の布『青(緑)、赤、黄、白、黒(紫)の絹』を垂らしたものであり、拝殿の中に置いてあることがあります。
これは真榊とも呼び、神様をたたえ、重々しく飾り立てた威儀具(物)だそうです。
以前話をした、鏡や玉、鉾、旗などと一緒に置いてあることが多いそうです。
さて、なぜ五色?と思ったところですが、五色とは、古代中国で氏江立した陰陽五行説に基づくものだそうです。
日本もこの考え方の影響を受け、胸中の儀式に取り入れられ、神社でも調度品などにその影響がみられるそうです。
ちなみに陰陽五行説とは、この宇宙のすべては「木・火・土・金・水」の5つの要素と、「陰」と「陽」の2つの要素の掛け合わせて成り立つという考え方です。
この「木火土金水」を色で表すと「青赤黄白黒」になり、方位では「東・南・中央・西・北」を示しています。
ちなみに、威儀具として拝殿などに置かれる四神旗(しじんぎ)に書かれている隷従も、五行に合わせて配されています。
私の絵で伝わったかしら...笑
「東=青龍」「南=朱雀」「西=白虎」「北=玄武」です。
さて、榊とはそもそもなんなのか。
榊は神社のいたるところで見かけ、神聖な木とされています。
『日本書紀』や『古事記』などには鏡、剣、玉が付けられた榊(賢木)の記述があり、古くから信じに使われていたとことが分かります。
榊の字は「神」と「木」という字の組み合わせで作られていることからもわかるように、榊には神の木という意味があります。
また、「さかき」の語源は「境の木」、つまり、神様の聖域と俗界を分ける気点されています。
もともと榊とは常緑樹の総称だそうで、地方それぞれの常緑樹が使われています。
「さかき」の語源は、常盤木である「栄の木」とする説もあるそうです。
榊は神前に供えられているほか、親善で舞人が舞う際に手を打つ採物としても使われており、社殿や玉垣、鳥居などにつけられるそうです。
それでは。