神社のいろは ♯6 神宮、神社、大社などの名称について
こんにちは。
神社のいろは ♯6 神宮、神社、大社などの名称についてです。
(神社のいろはを参考に学んでいく自己満足のための内容です。ご了承ください。)
同じ神社でも〇〇神宮や、○○大社などがありますね。伊勢の神宮や出雲大社が有名ですが、神宮、神社、大社などの名称は神社名につく称号で、社号といいます。
伊勢の神宮は正式名称が「神宮」で、現在、単に「神宮」といえば、伊勢の神宮を指すそうです。
ほかにも「〇〇神宮」の差h豪を付けられている神社はありますが、これらの神社は皇室の祖先神をお祀りされています。
神宮がつけられている神社は限られていますが、とくに最初のころ神宮と名のある神社は伊勢の神宮と鹿島神宮、香取神宮だけだったそうです。
一方、古くは「大社」(おおやしろ)といえば、大国主神を祀る島根の出雲大社だけでした。
天照大御神の命を受けて天孫で邇邇芸命がこの日本に天降られた時の「天孫降臨神話」で「国譲り」をおコ哀、多大な功績を残されたのが大国主神だそうです。
明治以降戦前までは、大社は出雲大社だけでしたが、戦後は長野の諏訪大社や奈良の春日大社など、広く全国から崇敬を集める神社で使われています。
これに治して「神社」は、略称である「社」とともに一般の神社に対する社号として使われます。
ヤシロの語源は「屋代」とする説が支持を集めています。ヤシロは祀りに際し、臨時の小屋を建てる場所のことです。これば神社の起源につながりますね。(自然をご神体とするという話です。詳しくは♯2をご覧ください)
また「宮」の称号をもつところもあり、これは「神宮」とも異なるそうです。
例えば、福岡の筥崎宮のように古くから呼称として用いられている神社や天皇や皇族をお祀りしている神社に用いられます。
ミヤの語源は尊い方の住むところ「御屋」とする説が有力で、建物に「御」の継承をつけたものだそうです。
こんな風に、なんで神社と大社と神宮と呼び方が違うんだろうと思ってたものが理解できなかなと思います。
それでは。