神社のいろは ♯1 鳥居
こんばんは。
機能に引き続いて...
神社のいろは ♯1『鳥居』です。
(神社のいろはを参考に学んでいく自己満足のための内容です。ご了承ください。)
まず鳥居はみなさん一つは見たことがあるのではないでしょうか。
鳥居は神聖な場所である神域への「門」です。神域と俗界を分ける結界にもあたるもので、地図でも神社を表す記号として使われています。
参道の入り口にある大きな鳥居が一の鳥居と呼ばれています。
鳥居の語源は諸説ありますが、「古事記」説では天照大御神が雨石屋戸にお隠れになった際に、八百万の神々が鳥を木にとまらせ鳴かせて、天照大御神のお出ましを出がったそうですが、このときの鳥の止まり木を鳥居の語源とするそうです。
鳥居には大きく分けて二種類あるそうです。
私のつたない絵ですみません。笑
(鳥居の部分部分に名前があるので、少し記載しています)
シンプルな神明系と、がっちり目な明神系とがありますね。
2つの写真を見てもわかると思いますが、形が違いますね。
神明鳥居は鳥居上部の横柱が一直線となっていて、明神鳥居はこの横柱が上向きに反っています。
神明系鳥居の代表的なものといったら靖国神社に建立されている靖国鳥居や、伊勢神宮の伊勢鳥居などがあります。
明神系鳥居は、その系統名となっている明神鳥居をベースに様々な発展を遂げたお数多くのバリエーションがあるそうです。
特に学術的には鳥居の分類はないそうなので、長い時間をかけてさまざまに分化し様式として定着していったのではないかとのことです。
土地柄や文化、建立した人によって変わっていったのでしょうか。
一つ一つにもしかしたらドラマが隠されているのかもしれません。
そんなことを考えながら、神社に行った際は改めて見てみたいと思います。
行った先の神社の鳥居がどちらか分かると、少し通になった気がしますね。
それでは。