神社のいろは ♯2 ご本殿・拝殿・依代
こんばんは。
今回は神社のいろは♯2「本殿・拝殿・依代」についてです。
(自己満足で勉強している内容を載せています。ご了承ください。)
神様って神社のどこにいるの?
参拝している先かな?
と考えたことはないですか。
ご本殿というのは神様がお鎮まりになっているところで、ご正殿ともいいます。ご本殿の御扉は通常は鍵をかけて閉じられています。
神社に祀られている神様のことをご祭神といい、ご本殿の中にはご神体と呼ばれるものがあります。これは、ご祭神そのものではなく神様の依代です。ご神体は御霊代とも呼ばれます。ご神体はご本殿内の神座にうやうやしく安置されています。
ではみなさん参拝している建物の中が見えているところはなんなのか。
それはおそらく拝殿と呼ばれるもので、通常ご本殿の前にあり、祈願などするところが拝殿です。
もちろん、拝殿がない神社もあります。これは太古に屋外で神様をお祭りしていた名残だそうです。
また、比較的大きな神社にはご本殿と拝殿の間に連続して建てられている建物があり、これを幣殿というそうです。
また、神様か必ずしも一つのところにずっといるわけではないそうです。
古代の人々は、神様はお祭りのときにお呼びして来ていただくものだと思っていました。
そのとき、神様は美しい木々や山、岩などに宿られていると考えられていたそうです。
この神様が依りつかれるものを依代といい、木の場合はご神木、神籬、山の場合は神奈備や神体山、岩の場合は磐座、磐境などと呼ばれています。
数年前、熊野にある神倉神社に行ったことがあります。岩の下にお社が立っている神社です。これは磐座のひとつだったみたいです。
高くて怖い場所にありましたが、とても感動した記憶があります。
神様はどこにいるのかなと考えながら参拝されるのもよいと思います。
それでは。